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岸和田だんじり祭り2014の日程と穴場スポット [だんじり祭り]

大阪の岸和田の祭りといえば!!『岸和田だんじり祭り2014の日程と穴場スポット』というタイトルで記事を書きたいと思います。


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私がいつかはきっと行ってみたいと思っているお祭りの1つが「岸和田だんじり祭り」なのですが、毎年、ニュースで必ず報道される勇壮なお祭りですが、だんじりをひっぱる人やだんじりの屋根の上でうちわをもって飛んでいる人とかいるし、細い路地をそのだんじりが走り抜けるスピードといったら、きっとその場所にいないと分からない迫力があるのではないでしょうか?

実は、テレビで毎年放映されているだんじりがスピードを緩めることなく通路の曲がり角を曲がっていくシーンを体験してみたいと思ったのが最初なのですが、どうやら岸和田だんじり祭りの勢いがハンパないらしく、通路が狭く直角になっている場所を曲がるのは簡単ではなく「だんじり」をうまくコントロールしないと大惨事になりかねないのですが、そこは各だんじりチームの腕の見せ所で見事に角を曲がっていきますよね、素晴らしい!!

しかし、時々曲がり角に立っている建物の屋根や壁、そして、電信柱に激突したりして壊してしまうこともありますよね。これって、いいのでしょうかね?毎回、だんじりに壊されてしまっている建物は決まっていますよね、岸和田だんじり祭りが終わったら修理する修理費用はどうなる?って疑問に思っている方もいるかと思いますが、私も壊されたお宅は修理費用が大変だな~と思っていたのですが、大阪の友達に聞いてみると岸和田だんじり祭りが開催されるのは、毎年、敬老の日の直前の土・日曜日(宵宮と本宮)の2日間なのですが、だんじりが走り抜ける通路にあるお宅はこの2日間だけに適用する建物保険というものがあるらしく、これに加入されているそうです。
ですから、もし、だんじりが激突して屋根や壁が破壊されても文句がないのでしょう、それ以上に岸和田の人たちはだんじり祭りを楽しみしているのだと思います。

だんじり1.png

岸和田だんじり祭りの始まったのは、どういうことが理由なのでしょうか?
昔は、穀物がたくさん取れるように祈願したお祭りだったようです。少し詳しく調べてみました。
「岸和田だんじり祭り」は約300年の歴史があるということなのですが、元禄16年(1703年)の岸和田藩主・岡部長泰公が京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請(神仏の分霊を他の場所に移しまつること )し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願して行った稲荷祭が始まりだと伝えられています。
岸和田だんじり祭りが始まった頃、「にわか」や狂言などの芸事を演じた後に三の丸神社、岸城神社へ参拝したということのようです。

岸和田が老若男女問わず、一色に染まる『岸和田だんじり祭り2014の日程と穴場スポット』をご紹介したいと思います。

岸和田だんじり祭りの本祭日程

本祭は、毎年敬老の日の直前の土・日曜日に開催されています。今年(2014年)はいつなのでしょうか?

・2014年は9月13日(土)、14日(日)で岸和田は、熱い!熱い!2日間になります。岸和田市民だけではなく、大阪、いやいや、全国各地から岸和田だんじり祭りを楽しもうとたくさんの人出になります。あまりの人の多さに駅についた途端に身動きがとれなくなり「だんじりが来た!」と思っても、だんじりのスピードの速さで「だんじり、どこへ行った!?」ということになりますし、大混雑しているなかで迷子状態になって、結局、「あれ?何しに来たんだろう」ってことになりかねませんので、下調べは必要ですよ!

・9月13日(土)宵宮 午前6時~午後10時
 6:00~7:30  曳き出し
 9:30~12:00  朝曳行
 13:00~17:00 昼曳行 パレード(岸和田駅前)
 19:00~22:00 灯入れ曳行

宵宮のみどころは「駅前パレード」です。2014年9月13日 13時~開催されます。
「岸和田だんじり祭り」の2日間は、岸和田だんじりが所狭しと走り回ってますが、全部で22台のだんじりを見ようと思うと岸和田市内を駆け回っても、絶対と言ってもいいほど全て見ることができないと思います。が、しかし岸和田だんじり祭りでは全22台のだんじりが一堂に会するイベントがあるんですよ。
この「駅前パレード」を見ることができれば、22台すべてのだんじりが観ることができるそうです。しかも、岸和田駅前通商店街から勢いよくだんじりが次から次へと飛び出してきて、見事に「やりまわし」と言われているトップスピードでだんじりを方向転換させるのを披露してくれます。岸和田だんじり祭の最大の見せ場になりますねぇ。観たい!観たい!カッコイイだろうな・・・

この「駅前バレード」は、岸和田だんじり祭りでも駅前で開催されるので、アクセスがいいので初心者も楽しますが、一番人気のだんじりを観賞できるスポットなので観客が多く大混雑していますので、できるだけ早く駅前に到着して場所取りしておくことをおススメします。

「駅前」・・・南海本線の岸和田駅のことなので、間違わないようにしてくださいね。JR阪和線の東岸和田駅とは違います、迷いやすいので余裕を持って行動したほうがいいですね。

・9月14日(日)本宮 午前9時~午後10時
 9:00~12:30  宮入り(岸城神社・岸和田天満宮)
 13:00~17:00 昼曳行
 19:00~22:00 灯入れ曳行

本宮(2014年9月14日)のハイライトは「岸和田城 こなから坂」のやりまわしです。だんじりの「宮入」で各町のだんじりが氏神さまに五穀豊穣・子孫繁栄などを祈願する、岸和田だんじり祭りの始まった本来の目的で、もっとも重要な儀式となります。氏神さまは3つの神社になります。

だんじり.png

・岸城神社(岸和田城内にある神社)
宮本町、上町、五軒屋町、中町、堺町、大工町、大北町、南町、大手町、紙屋町、本町、中北町、中之濱町、北町、南上町

・岸和田天神宮・
沼町、筋海町、藤井町、並松町、下野町、別所町

・弥栄神社
春木南

特に有名なのが岸城神社への宮入で、「こなから坂」を15台のだんじりが一気に駆け上がって岸和田城内へとやりまわしで入っていきます。こなから坂は、傾斜の厳しい坂道なのですが、ここを一気に駆け上がるだんじりは、圧巻です。
ちなみに「こなから坂」のこなからの意味は、4分の1ということらしいです。坂道が4分の1、つまり22.5度の傾斜角に見えたことから、こう呼ばれるようになったとか。
「こなから坂」も非常に大勢の観光客で大混雑しますので、早めに現地に到着していないと交通規制が始まると中に入ることもできなくなります。
早目、早目にだんじりが見れる場所取りをしていた方がいいですよ。

岸和田城へのアクセス・・・海本線「蛸地蔵駅」岸和田城まで徒歩7分
こちらの駅を利用すると混雑もさほど多くなく、会場まで近くて少なくスムーズに行けるので、便利だと思います。


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岸和田だんじり祭りの楽しみ方(見物客のマナー)として、色々ありますが通常の常識範囲のことは説明をしなくても分かっていると思いますが、だんじり祭りは、勇壮なのですが、そこに潜んでいるものは「危険」ということも存在しますので、是非マナーを守って下さいね。

1.関係者・警察官は、だんじりの安全曳行及び見物人の安全確保のため見物人を誘導しているので、指示に従って鼓動して下さい。
2.大混雑で「やりまわし」が良く観えないからと言って脚立やふみ台に乗っての見物は危険ですので、絶対にしないでください。
3.当日は広範囲にわたり交通規制が実施されます。車での御来場は御遠慮ください。
電車を利用される方は、岸和田駅周辺は大変混雑しますので、蛸地蔵駅もしくは和泉大宮駅をご利用ください。
4.だんじりには後梃子という舵取り梃子があり、操作を行うにはだんじりの約二倍の幅が必要になりますので、だんじりが通過の際、道路を広く開けて曳行の邪魔にならない様にして下さい。

と一般的な常識は除いておりますが、普通に考えてもし自分がされたら、子供がキケンに巻き込まれたら?という意識を常に持っていれば、見物客のマナーなんてわざわざ書く必要もないのですが、一部の人たちのせいで様々な規制がかかっているのも事実なので、常識ある行動をお取りください。

岸和田だんじり祭りには、欠かせないたくさんの役割がありますがご存知ですしたか?私は、だんじり祭りを見に行きたいと思っていながらも、こんなにたくさんの役割(担い手)がいるとは知りませんでした。

だんじり2.png

1.鳴り物
だんじりには欠かせない役割を果たしています。太鼓の音が聞こえたら、いてもたってもいられなくなるほどだという岸和田の方々。祭りにはお囃子は絶対になくてはならないものです。
だんじり囃子は鳴り物と呼ばれ、青年団から5名選出されて担当します。
お囃子に使用する楽器は篠笛二管、舞台柱に取り付けられた小太鼓、鉦、そしてだんじりの腰回りの内部に綱で吊るされている大太鼓で、太鼓のバチは桐で作られた軽く柔らかいということです。
特に大太鼓のバチは水平に打ちやすくするため、先端がコブ状に仕上げられてて、鉦を打ち鳴らす撞木は竹に鹿の角を取り付けたものを用いることになっているということで、宮入するだけありますね。
夜は、灯入れ曳行のときには子ども達がだんじりに乗り込み、太鼓を叩き奏でる鳴り物に情緒があり、昼間の荒々しい曳行と一味違った雰囲気があります。

2.綱先(つなさき)・綱中(つななか)
だんじり曳行の主動力。
曳き手は、先頭を綱先、中ほどを綱中と呼び、綱先は綱がたるまないように綱を張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳という役割を果たしているということです。

3.綱元(つなもと)
だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼び、やりまわしでは、綱中の力をだんじりに伝える重要な役割でなくてはならない重要な役です。

4.前梃子
コマの回転面と地車の間にヒノキ材の梃子を差し込んで、だんじりを制御し、やりまわしの時、内側の前梃子は旋回のきっかけをつくる、いわゆる視点となる部分ですね。車の運転で注意しないといけない内輪と外輪の差という位置を務めるもので、左右二本の前梃子を操作する係は非常に危険なため、熟練を要する役割になっています。

5.大工方
だんじりの大屋根や小屋根に乗って、飛んでいる?いや、失礼しました。団扇を手に華麗に舞っている人です。この大工方がだんじりの前方が見えない後梃子に進行方向を指示する役目となっていますので、ただ、単に飛んでいる、いや、舞っているだけではないんですね。

6.後梃子
だんじりの舵取り梃子で長さ約3.5メートルもあり、大工方の合図で左右につけられたた綱を引いたり、肩で押すなどしてだんじりの向きを変えるのですが、二十人から三十人で担当する力のいる役割になっています。
以前、ここの役割を果たしていた人だった?と思いますが、確か亡くなってしまった方がいたと記憶しています。うまくだんじりの方向が変えることができなかったらと思い、気づくとだんじりと建物の間に挟まれていたということもあったかたと思います。

さて、毎年、岸和田だんじり祭りの時には、各地から大勢の見物客でごった返すので、どこか穴場スポットはないかと探している方も多いのではないでしょうか?
勿論、自宅の2階の窓から顔を出して勇壮で迫力あるだんじりのやりまわしが見れたら最高だと思いますが、さすがに会場近くに親戚や友達なんて住んでいる人なんてそうそういるわけではないので、やっぱりだんじりが見れて、かつ、大混雑していない場所を探さないといけないと思います。私は、そういう穴場スポットがない限りはきっと岸和田だんじり祭りを見に行ったとしても、気分が悪くなって人酔いすると思います。

「岸和田駅前通商店街」がおススメの穴場スポットです。

岸和田だんじり祭りは毎年敬老の日あたりで開催されていますので、季節柄、台風や激しい暴風雨の日もありますが、だんじりは走りるのは雨天決行なので中止とはあまり考えられない条件下で鑑賞することになる可能性も大いにあります。
このときに役にたつのが「日本一高い天井のアーケード」の岸和田駅前通商店街が穴場スポットになります。
どうして、日本一高いアーケードなのといいいますと、設計段階から「だんじりを通すため」ということを第一に考えられて作られたからだと言われています。
商店街なら、傘いらずで、雨にも濡れずに岸和田だんじり祭を鑑賞できますし、アーケードは音が反響するので、掛け声や鳴り物が程よく鳴り響いて、迫力が増すという音楽的にいい影響が加わっているようです。雨にも強い穴場スポットは1つでも多く情報を仕入れていた方がいいかと思いますよ。

私の個人的おススメの穴場スポットが「紀州街道」です。

岸和田は、大阪府で有数の城下町の景観を未だに残している観光スポットです。有名なのが岸和田市内を南北に走る「紀州街道」が、堺町から本町、岸城町にかけて白壁に瓦屋根でまるで昔にタイムスリップしたかのような町並みが続いていて、ここを爆走するだんじりは、まるで江戸時代の血気盛んな若い衆が目に浮かぶようです。風情があり、歴史情緒に溢れているので、歴史情緒を色濃く残す紀州街道は、だんじりの通り道じゃなくても是非行ってみたい穴場スポットと言えるのではないでしょうか?

だんじり4.png

しかも、羨ましいのが歴史的建造物の2階からだんじりが走り抜ける様子が眺めることができるってことです。私も観てみたいです。
豪快かつ迫力のある「やりまわし」は岸和田だんじり祭りのもっとも知られているところですが、歴史的建造物の通りを走り抜けるだんじりと相まって素晴らしい景色が見られるのもこの紀州街道なのですが、実は人通りもほとんどなく、だんじり初心者や私のような素人がどうしても見に行きたいと思った時に安全で何ともいえなく美しく幻想的なだんじりを見ることができるのが、 夜の19時~22時ぐらいまでは「灯入れ曳行」といって、200個余りの提灯で飾り付けられていて、昼間の「だんじり」とは全く違った美しい地車をゆっくり引いています。その灯入れが最も美しい姿が見れる穴場スポットが以下の3か所になります。

カンカン場 岸和田港交差点
岸和田駅前 周辺
小門・貝原(旧市街地)紀州街道S字カーブ

昼間の雄雄しい姿のだんじりは男性的で迫力のあり、まさにザ・祭りと呼んでもいいほどの素晴らしいだんじりですが、夜の幻想的なだんじりは女性的で優しい光を灯している姿をみると心まで優しくなれる気がします。

岸和田だんじり祭の穴場スポットについて、少しですがご紹介させていただきましたが 300年以上続いている歴史と伝統は素晴らしい魅力があります。
そして、町ごとの仲間意識が高く強い絆でつながっているからこそ、ここまで今まで引き継がれて聞いたのだと思っています。
ますます、岸和田だんじり祭りに足を運んでみたくなりました。


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太鼓にお囃子を聞いて身体がうずうずし始める岸和田だんじり祭りの日程と穴場スポットがだんじり初心者の方、もちろん私も含めてご参考にしていただけたらと思います。

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